作業環境を守るためにできる事

当社は有機溶剤ガス回収装置のメーカーとして、有機溶剤に関する事業に30年ほど関わっております。環境対策(大気排出抑制・作業環境改善)と回収再利用によるコストメリット創出の両立をコンセプトに、お客様ごとにエンジニアリングを行っております。

臭素系溶剤に限らず、有機溶剤を使用する際は、適切な方法で使用するという事が非常に重要です。様々な現場でご提案させて頂く中で、非常に基本的なことが実施されていないケースが多々ございます。当社が回収装置をご提案させて頂く際に、あわせて確認している洗浄工程におけるチェックポイントを記載いたします。

【準備工程】

 ・洗浄機(冷却機・ヒーター)の起動、停止手順は正しいか

 ・冷却水は流れているか

 ・冷却水の温度は適切か

 ・被洗浄物の置き方は適切か

 ・洗浄剤の充填、交換の際に漏れはないか

【洗浄・乾燥工程】

 ・洗浄機に風が入り込んでないか

 ・局所排気の形状、風量は適正か

 ・フリーボード比(洗浄槽の開口長に対する液面から槽上端までの高さの比)が適正か

 ・被洗浄物の出し入れの速さは適正か

 ・洗浄後、液切りを適正に行っているか

 ・洗浄後、ベーパー(蒸気)槽上部で乾燥させているか

 ・洗浄槽に蓋や覆いをしているか

 ・蓋を閉めたとき、蓋は局所排気の吸引口よりも下にあるか 

【保管】

 ・保管場所の温度は適正か

 ・溶剤缶に直射日光があたっていないか

 ・溶剤缶の蓋は、使わない時は必ず密閉しているか

上記チェックポイントはコストがあまりかからない事項ばかりです。上記の基本的な事を実施した上で、有機溶剤ガス回収装置等の装置にて対策を施せば、作業環境は飛躍的に改善します。

臭素系溶剤をはじめとする有機溶剤を、安全かつ適正に使用して頂きたく、当社は提案活動を続けてまいります。